2021年8月の写真

今月の写真/阿弥陀如来の手元の印相には、上品上生(じょうぼんじょうしょう)から下品下生(げぼんげしょう)までの九つの形があります。これを九品(くほん)と言いますが、生前に積んだ功徳の違いで、極楽浄土への往生のランク付けが9段階に分けられているというものです。どんな世界にもランクがあるのですね。生きているときにも成績や学歴でランク付けされ、やれやれやっと極楽へ行けるぞというときまでランク付けです。うかうか死んでいられないのが人の世だと思ったら、群れをつくる野生動物にも上下関係がありました。この世に存在する限り、上下の呪縛からは逃れられないようです。