2019年11月の写真

今月の写真/この時期、庭の彼方此方に女郎蜘蛛が罠を張ります。ポストに朝刊を取りにいくと、夜中に張った糸の端にかかってしまい、朝から気持ちが萎えます。しかし毎度のことと蜘蛛も心得たもので、破られても直ぐに手際良く罠を整える。人間でも引っかかるのだから、小さい虫などは簡単に餌食となってしまうでしょう。そんなことで思い出すのが、小学生の頃流行っていた、森山加代子の謡う「白い蝶のサンバ」。当時は、阿久悠作詞の深い意味までは理解していなくとも、怪しい雰囲気に子どもながらに魅惑されたものです。今度、蜘蛛の糸にかかった小さな虫を見かけたら、白い蝶のサンバを口ずさんで五分の魂を供養したいと思います。